シャボン玉の破れる音と 同じくらいうるさい心の声って とても耳障りだよな 洗い立ての朝日に祈る 今日こそ一日長閑に 過ごせますようにと シャボン玉の破れる音は いつも周りに掻き消される 車通りの多い国道 片隅で鳴っている僕の鼓動 密かに夢見て咲いている 必死でこの道端で息をしてる 桜みたいに有名じゃないし 向日葵みたいなスターじゃないけど 僕も同じように ひとつの生命なんだよ 僕が枯れてもきっと 語り継がれる話などないけど 僕は確かに知っている 片隅で生きるストーリー シャボン玉の破れる音と 同じくらい静かな心の声って 僕が生きている証だ 歩行者少ない道端で 雨に打たれてはアザだらけ 寂しさに耐えて咲いている 必死でこの道端で息をしてる クズでゴミでゲテモノで悪いか? 密かに夢見てて文句あるか? 桜や向日葵のように 僕も生命なんだよ 僕が枯れても絶対 世界翻すことなどないけど 僕は確かに生きている 今ここで確かに生きている 桜みたいに有名じゃないし 向日葵みたいなスターじゃないけど 僕も同じようにひとつの 生命なんだよ 僕が枯れてもきっと 語り継がれる話などないけど 僕は確かに生きている 今ここで確かに生きている 僕が死んだらずっと 語り継がれる話なんていらない 僕だけが確かに知っている 道端の花は幻になればいい 僕は僕にとっての 誇りになれればいい