拝啓君に届け言の葉よ 心を種として 心の色を答えて答えてよ 弁明なんか探してないで 浮かない色で佇む横顔も 手を握らない日も しとしと降り続ける五月雨も 心が離る兆しなんでしょ 君を待ってる愛してるがあったって それは向き合った形で 愛なんてのはすぐ枯れる 頬伝う冷たさに 空に溶かした言葉たちを濾過して 君が味わって 嫌な唾の味がするだろ? 芍薬でも牡丹の花でも百合の花でも 喩え得ぬ そんな君にさようなら 拝啓君に届け言の葉よ 心を種として 心の色を答えて答えてよ 弁明なんか探してないで 海に葬った声たちを掬って君が 味わって 忘れたい味がするだろ? 口の中に纏わりついて 口火を切らない理由があったの? 僕も君の声を味わってみたい 僕に知られたくない 理由があったの? だけど僕も味わってみたい 空に溶かした言葉たちを濾過して 君が味わって 海に葬った声たちを掬って君が 味わって 嫌な唾の味がするだろ? 芍薬でも牡丹の花でも百合の花でも 喩え得ぬ そんな君にさようなら