まだまだ空はさ光を受け入れず 吐き出した僕の言葉が白く溶ける 眠った駅はさ始まりの夢を見る 乗り込んだ僕は薄明のもとへと 想い 一つ また宙を舞った 強く 強く この手を握った 切りすぎた爪が少し痛むくらいに あの日綴った君への想いは もう閉じ込めてはいたくないんだ 届けにいくよ 僕の声が届く その場所まで あと少し 顔を出す朝日を 星が迎え入れる 水面が映し出すわずか一瞬の世界 見慣れない景色が 僕を急かすようで 握りっぱなしの 手の感覚はもうない 想い 一つ また宙を舞った 手繰り寄せる 消えないようにと 止まらないんだよ すべて加速していく あの日綴った君への想いは もう閉じ込めてはいたくないんだ 届けにいくよ 僕の声が届く その場所まで あと少し 藍色の空にかざした想いは これから僕の声で君へと届く あの日綴った君への想いは もう閉じ込めてはいたくないんだ 届けにいくよ 君のもとへ 走る 走る 走る ずっと閉じ込めていた君への想いを 何度も 何度も 何度も 僕は叫ぶよ 届けに来たよ この場所まで この想いが今 届いた