君の魂が替わっても

歌詞

いつからだろう それが当たり前になったのは 画面の向こうで笑う 無数の色とりどりに佇む虚像 区別はついていたのに やがて恋し愛を抱き 崇めるまで至れば 歴史を繰り返す愚行 何千年やってきたはずさ 手を替え 品を替え 新たな人格を 創り続けて 君の魂が替わっても 僕は君を愛せるだろうか 君の本質は何処に在る? 僕はそれをずっと探し続けてる やめろ 僕だけは 絶対に 流されてやらない。 せっかく 永遠の理想になりえたものを ほんの一瞬の現実に成り 下がらせやがって くだらねえ 豚どもが あーあ もう終わりです 全て幻想です 壊したのはあなた（お前）たちです 絶対許さねえからな 足下カンナ敷き詰めてギリギリ 削ってやるからな 人間が作ったもの 永遠になんてならない 妄信はもう死んだも同じ 猛進しかうまない 狂気が必要だ 全てを刺し違えてでも葬り 去るような可能性を！ はやくはやくはやくはやくはやくは やくはやくはやく こんな醜い未来が 見たかったわけじゃない！ 何十年やってきたはずさ 目を替え 髪を替え 新たな外見を 被せ続けて 君の魂が替わったら 何を受け容れられるだろうか お前が護り続けてる 神の正体は何処にある? 視点によって物事の見え方や 感じ方が変わる事は百も承知 信者が増えれば増えるほど 彫り込まれた芸術品の輝きは増し 数多の目に見張られ続ける偶像が 憐れな肉塊に果てて墜ちるも刹那 「ざまあみろ」 何百年やってきたはずさ 名を替え 場所を替え 新たな嘘を塗り固めて 君は変わっていないのに 声も貌も変わらない なのに どうして君を視ていない? 変わったのは僕のほうなのか 君の魂が替わっても 愛せる恋はきっとある 君の魂はここにある 僕の記憶にずっと在り続けてる