曖昧な言葉ばかりを 閉じ込めて生きてきた 有り触れた形になれば 立ち消えてしまいそうだから 見つめてた 雨露の落ちる朝に 騒ついた 木々の中 軋む身体は まだ もう少し 冷め切らない熱り 囚われている 囚われている 囚われている いつまでここにいるのだろう? 数えてきた言葉さえ 飲み込んで 消えないように なぞってきた形まで 失って溶け堕ちる世界 ぽつりぽつりと 滴っている 澱みゆくものに 輪郭を 希望 理想 架空 記憶 願い 祈り 恨み 自傷 不信 不安 不運 不断 不純 不幸 不毛 不能 繰り返す夢は映す 確かな願い(イメージ)を 数えてきた痛みさえ 引き延ばして消えないように しがみついた 本当はどこへだって行けるのに なぞっていく形まで 溶けて堕ちて 消えてゆく世界
