飛べなさを売るペンギンは暮らす 空が見たくて きみは端末 二度と聞けない父の口癖 のmp3を違法で落とす 答えて 自由研究に使うものを 買いに行かなきゃいけなくて ホームセンターに行ったの もう高学年だったから 一人でね 帰り道に 知らないおばさんに声をかけられて その人は歩くのが下手だった クラスメイトの 子のお母さんだったわ どうして私を覚えているのか 私はわからなかったけど そのとき おばさんの後ろにある雲がちょうど 太陽を遮って 少し涼しかったことを思い出したわ 飛べなさを売るペンギンは暮らす 空が見たくて きみは端末 二度と聞けない父の口癖 のmp3を違法で落とす 再生が追いつかない猛攻 蹴破られるの 全てが日差し きみが 知ってほしくなかったこともう 知っているから 自動ドアが閉じていくにつれて ロケットの発射音も小さく 聞こえたわ そこで何か飲み物を買って 外に出たときには 静かになっていたわ 先週久しぶりに会ったあの子は 今日の便だったかしら お互い話したことはなかったけど こんなときただすれ 違ってお別れなんてのも気が 引けたのよね 全然変わらないねなんて 言われたけど 私ってそうかしら? 昔から クラスメイトに関心のなさそうな 子だったから 多分私のことをあんまり 覚えてなくて適当に言ったんだと 思うわ でもそう言われてなんとなく 安心したの それで パソコンをつけっぱなしの家に 帰って 私も荷造りを始めたわ 魔理沙がワープ航路に入る前に これが届くといいのだけど 答えて 無理はしないで 触れないのも いまさらだよ 久しぶりだね 影mod入れてる? パターン作りの ごっこ遊びで 僕らが嘘を吐くより先に 空を見せたの きみは端末