黒板の緑も 白く霞む季節になって さよならのうた 響く廊下で すれ違う度想って カウントダウンは始まって 残り10ページの教科書を開いて 横目でまつ毛を バレないように数えてる 最後は人混みの中を探して 上から2つ目の愛を渡して? でも、そんなの言えなくて 言ったとして叶わなくて きっと残った君の袖だけ見つめてる ちゃんと目と目で話しても 掴めないひとひらのように すり抜けて 春の風に押されても 伝えられないけど これでまた会えるよね? 最後は人混みの中を探して 迷い込んだ先で背中を見つけて でも、砂埃が舞って 君の髪がまた靡いて ふと逸らして戻しただけで もう見えない ちゃんと目と目で話しても 掴めないひとひらのように すり抜けて 春の風に押されても 伝えられないけど また雪が溶けたら思い出して 日々の中に ちょっとでいいから私を重ねてね 春の風に押されても 言えなかったけれど これでまた会えるよね? 伝えられないけど…