大人ってなぁに ただ好奇心に まかせたまま私は問いかけた あなたを困らせた私に今 正解(こたえ)を教えて あげられるだろうか 人の世の道理知り尽くし いつも正しい判断くだし 大切な人守るため生きる 大人は完璧だと思っていた 駅へ向かう人の波を かき分けて歩くたび 未来写す地図を 描いてはかき消した 大人との境界線 知らぬ間に越えるのか スーツ着て大切な何かを忘れ 綺麗事だけ言っても 生きてはゆけないから 無機質なキャンバスに 何度も色を重ね いつの頃からか知らないを隠し 周りの空気を読むようになった 経験ひとつ重ねては気づく 完璧な人などいないってことを 見果てぬ世界への イメージを膨らませるたび 大人なんてきっと 諦めることだと知った 子供との境界線 いつの間に超えたのか いつの日か夢は叶う そう信じてた 誰だって未来写す 地図を心に秘め 真っ白なキャンバスに 思いのままに描き 目の前に示された 平坦な道よりも わがままに自分だけの 道を開け 大人との境界線 幻想の彼方へと あの時の正解(こたえ)には 辿りつけてないけど...