霞んだ君の目を見ていた 夜の口は閉じたまま 明日、生きることを想像した 誰にも見えない場所で 落ちる世界とすれ違って このまま朝が来なければ 冷えた君の手を引いて今夜ここから 逃げるのに この橋を渡ったら君に逢える 気がした この歌を唄ったら君に逢える 気がした 青ざめた夏を思い出した ただ終わりのない 話がしたいだけだよ 僕はもう あの空を飛べないから 怖いものは何もないよ 光の中はあたたかいから 秘密の言葉で教えて あの日君が言ったこと この橋を渡ったら君に逢える 気がした この歌を唄ったら君に逢える 気がした (僕は死んでしまって幽霊になって 君の体の中で 眠っていたい) でもそれは 叶わない でもそれは 夢だったね またね