<♪> 夜の海へと照らす head-light 銀の波間を走る シルエット 君と岬をこえたヨットも 岸につながれ すぎ去る夏に おいてきぼりだよ だれも何にも 言わないけれど 通りすがりを ひとりよそおい 渚に来たのさ 聞きなれたはずの 海鳴りも 耳につく夜 眠りかけた心が 目をさます <♪> つかれた素肌 つつむように 君の背中へ しずんだ夕焼け 海をふたつに切りさくよう 走るヨットに 時さえ消える 甘い夢を見た こわれるほどに 抱きしめたのは たよりなかった 俺の若さと 潮風のせいさ こわれるほどに 抱きしめたのは たよりなかった 俺の若さと 潮風のせいさ 海はわがままな 子供のよう 渚に消えた 夏をいまでも波が 手まねくよ <♪>