開け放ったままの扉 右手が覚えてる 突き放したその時は おつりが来て終うの 売れ残ったままの扉 左手震えてる 突き動かすその動機は 終わりが来て蔵う 床に散らばった 時計の針が足を貫いても とっくにやり返した 理不尽が涙を覚えているの 指先からこぼれていく 首筋を伝っていく 掃き溜めから這い出ていく 裏側に愛を込めて 火照った体を解く時は 心が折れかける 祈った心が死ぬ時は 体が覚えてる 空に散らばった 汚い光その眼を貫いても とっくにやり過ごした 自意識が何かを堪えているの 街灯から漏れ出してく 海街を流れていく 諦めから逃れていく シリンダーに弾を込め 指先からこぼれていく 首筋を伝っていく 掃き溜めから這い出ていく 火照った体も冷めていくけど もう赤から青に変わる シリンダーに弾を込めて 掃き溜めから旅立っていく 裏側に愛を込めて