夢遊空間の話 ぼんやりと泳いでた街 音もなく開いた花に 懐かしの恋を重ねながら ぬるい空気の中に 妖しさを隠しきれずに それはまるで蝶々の舞 いつまでもあの日を想いながら 会いに行きたい 花びら散る程 淡い色味に ゆらめく気持ちを見つけたから 愛し合いたい この身が散る程 灰になる時 焦がした想いが残るのなら 蒼く透明な春に 現れたしなやかな君 ふと見つめられたその時 孤独と光を僕にくれた ぬるい空気の中に 愛しさを抑えきれない それはまるで蝶々の舞 柔らかな唇に触れ… 会いに行きたい 花びら散る程 甘い匂いに 靴下 髪の毛 擦れる音 無性に泣きたくなる時があるよ 会いに行きたいよ 一瞬のためらい 曖昧な言葉が全て 何も知らない小石に変わって 歩き方も忘れて 見てたいの 会いに行きたい 花びら散る程 淡い色味に ゆらめく気持ちを見つけたから 愛し合いたい この身が散る程 灰になる時 焦がした想いが残るのなら