雲の上 空の下 飛んでいく 鳩の群れ 流れは途切れないで 手を出した 屋根の上 とんでみる 羽ばたいて 君は夜の鳥になる それは人間が好きじゃない できごとをもたらす 落ちていくこと 君はこわくないよ 特別な事もなく 夜にしんと沈んですぐに 向こう側に抜けるはずさ 人がいて恋をして 街ができて争った 流れは途切れないで 芽を出した数だけが 連なって消えちゃって みんな夜の鳥になる そこは懐かしい光の世界 目の前はきらめく 越えていくのに なぜか落ちていくよ 特別なこともせず 夜は同じ速さで空を 包み込んでまたはきだす こんなに不思議な夢がいくつも あてもなくさまよう 落ちていくこと 君はこわくないよ トンネルをくぐって 夜にちゃんと帰ってみせて 向こう側であえるはずさ