「天文台に登って星を見ようよ」 楽しそうに君が走っていく 後ろ姿 追いかけた星空の麓 光を集めに行こう 見上げた夜空に光るオリオン 座の様に 手を繋いで歩いていける気がした 夜道をか細く灯したあの月の様に どんな未来も照らせるような 気がした 「深夜0時過ぎ 流星群が見れる」と SNSで見つけたよ。 「今何時?」 「少しあるよ コーヒーでも飲む?」 眠気を覚ましながら 君と居れた夜 この星は人混みから離れるほど 綺麗な世界になるね 辛いこともあるけど それでも君とたまに星を見れるなら 何もいらない 君のために頑張れる 見上げた 夜空に光るオリオン座の様に 手を繋いで 歩いていける気がした 見えない 二人を繋ぐこの星座の線は もう消えない もう切れない 流れ出す 星空の麓 二人だけのパノラマ
