桜が、咲いて、咲いて、咲いて、 淡い紅が、満開の日を待ち続ける。 イエイー!イエイー!イエイー! 恋なんて、ブッタ斬れ! 甘い夢なんか、見ちゃだめだ! いつまで待っても、 桜は紅にはならない。 だったら、迷う心をブッタ斬れ! 武士道とは、 死ぬことと見つけたり。 イエイー!イエイー!イエイー! 紅の武士道。 それが私の生きる道。 男が嫌いなわけじゃない。 弱すぎる男が嫌いなだけ。 私より強い男がいないだけ。 ああ、紅武士道。 地上の世界を離れても、 私の敵を捜し出す。 イエイー!イエイ―!イエイー! 女の本気は恐いわよ。 女の剣で斬れないものなんて、 この世にも、 あの世にもありえない。 淡い紅を残して、 この国を愛して、命を捨てる。 桜が散って、散って、散って、 満開を待たずに散ってゆく。 それも、また、大和の心。 静かに散るならそれもよし。 大魔神だって恐くない。 イエイー!イエイー!イエイー! ルン!ルン!ルン! そうよ、紅武士道なのよー。 そうよ、紅武士道なのよー。