おぼつかなかった手元もうまく 動かなかった指も あの頃の僕よりは少し マシになってきたかな ピカピカの君を初めて弾いた 日のことを今でも まるで昨日のことのようにはっきり 思い出せる 嬉しくて一日中弾き続けた 日もあった 涙流しながら弾き続けた夜もあった 一つ欠けた鍵盤の上で鳴り響く 思い出と未来 君と紡いできたメロディはこの先 ずっとずっと僕の中で生きているよ どれだけの日々を時間を君と 過ごしてきたのだろう どれだけの音楽を君と 重ねてきたのだろう まだ歌いたい歌えるよ そう言っているような 眠りたいと言っているような そんな顔をして 87鍵盤の上で生まれてく新しい歌は 最初で最後の君へのラブソング 歌うよ ぎゅっとぎゅっと君を 抱きしめるように 一つ欠けた鍵盤の上で鳴り響く 思い出と未来 君と紡いできたメロディはこの先 ずっとずっと僕の中で生きているよ ずっと僕と共に生きていくよ