「このままどこか遠くへ」 そう呟き 茫漠と彼方を見つめる君 萌え出る草木のそよぐ葉擦れの音 日差しを浴びて雲のない空を 見上げたら 強い追い風に乗って突き進め 立ち止まっている暇は無いから 夢に翼を纏わせよう 君が望むなら 飛んで行けるさ 「自分なんて…」が口癖の その瞳には 世の理不尽だけが見えているのか 怯懦に魅入られた者よ 抗え 脱ぎ捨てろ 言い訳を許すな 前を見て地を踏み締めたら 強い向かい風を笑って突き進め 強がりや虚勢でもいいから 生えた翼が見えなくても 君が望むなら 飛んで行けるさ 強い追い風に乗って突き進め 立ち止まっている暇は無いから 夢に翼を纏わせよう 君が望むなら 飛んで行けるさ