少年は夢を見た 鉄格子の向こうで 歴史の闇に消えた 短すぎた人生 流れてゆく時間が その想いを運んで 私たちは重ねる それぞれの苦しみに 孤独に彷徨う 逃げ出せない日々 いつの世も同じ暗闇を 人は抱えてる あなたがもしもこの世界の どこかで生きていれば この美しい空を共に 見つめていたい Dear XVII 孤独な人生 王冠なき王 彼の名を知るものは いないけれど 待っている あなたがもしもこの世界で 今も生きているなら その美しい夢を 共に叶えてみたい あなたが描く理想の世界... 星と星が連なり 手を取り合う人々 愛に包まれていくでしょう かつて誰かが奏でた歌を歌おう 世界中が待っていた 王が帰るその日に 夢を見ていた少年を待つ未来は 悲しいだけではない 彼は雄威な王となった あなたがもしもこの世界の どこかで生きていれば この美しい空を共に 見つめていたい Dear XVII