「どうしてだろうね、 意味もなく泣いて」 耐え切れずに吐いた血を掬って 言うの 仕草をまねて、書き留めるように ぎこちなく梳いた髪 ここに居て わたし、泡になって 咲いた光を編むみたいに 息ができない、息ができないの わたし、溶けだして 長い夢を彷徨っている どこに行くの? どうしてだろうね、 意味もなく泣いて 名前を呼ぶ声で目を覚ましたいの 何もないから全部抱きしめて 囁く耳に触れた ここに居て わたし、泡になって 水槽を漂うみたいに 息ができない、息ができないの ねえ、ひとりにしないで ねえ、ひとりにしないで 何も見えない、何も見えないの わたし、泡になって 咲いた光を編むみたいに 息ができない、息ができないの わたし、溶けだして どこからがあなただったか 分からないの どうか覚えていて ここに居て
