雨に濡れながら たたずむ女が居る 傘の花が咲く 土曜の昼下り 約束した時間だけが 躰をすり抜ける 道行く人は 誰ひとりも見向きもしない 恋はいつの日も 捧げるものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる 雨に打たれても まだ待つ女がいる 人の数が減る 土曜の昼下り 約束した言葉だけを 幾度も?みしめて 追い越す人に こづかれても身動きしない 恋はいつの日も はかないものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる <間奏> 約束した心だけが 泪によみがえる 見知らぬ人が哀れんでも 答えもしない 恋はいつの日も 悲しいものだから じっと耐えるのが 務めと信じてる