思い出すほどに遠ざかる 記憶ばかりが空を映す ひどく滲む陽炎と日々 やけに静かな夏の終わり 夕焼け色に染まるあなたが 今日はいつもより綺麗でした もう帰らなくちゃ日が暮れるから それじゃあまた明日 あぁもうすぐ夜が来る 大人になっていくから まだ青い空をまた 少し思い出してしまった 晴天の日々は遠くに 一人また一人大人になった 僕はまだ一人この場所に 離れたくない未来を閉ざしたい 日が暮れる前に別れを もう会うことはないと知っていた 教えてよわからないままでまた 日は巡る あぁもうすぐ夜が来る 大人になっていくから まだ青い空をまた まだ少しだけ見てるんだ 茜色にさよならを 僕はここにいるよ 青空のあなたへ 何も言わず手を振った