鳥居 緑葉 照らす提灯 通行止めの歩道橋 揺れるヨーヨー 並んだわたあめ 踊る 鼓動 蘇る あの日あの時と同じ景色 何度目でも今夜は 特別だね あれもこれも 欲しがる背中 人混みに紛れてく 離れないでと繋いだ手と手 見上げる空 君と重なる 打ち上げ花火 どこよりも綺麗に見えるの わたしだけの特等席 隣に来てと見つめる目と目 この先も一緒に見れるか 考えちゃって 少しだけ寂しくなったの 眺めてた 夏の終わりに 探す 隙間 座る道路 夏風なびく新聞紙 抑えてくれる そんなとこが好き 一年ぶりの浴衣が 照れ臭くてこのかき氷で 火照りを誤魔化した のは秘密です すごくきれい 頷いた今も 記憶に変わっていく 未来の夏も いろんな君の 隣にいれたなら 終わらないで ああ終わらないで いくつもの願いは今 空に上がる 君と夏の夜 歌うメロディー 色鮮やかに頬を染めて弾ける花火 今年イチきれいな私を 忘れないで焼き付けてね いつのまにか消えた光の粒 あがる歓声 残る切ない火薬の匂い 何度でも交わしたい約束 来年もさ 2人一緒に