春風が頬を撫でたら 君の笑顔浮かんでく 心に咲いた淡い花 触れたくてまだ遠いまま 言葉よりも静かな音で 想いだけが宙を舞う 夢のような花霞に 包まれて歩いていく 何度でも響け恋の音 君にだけ届くように 薄紅のこの気持ちを 風に乗せて届けたい 手のひらでこぼれた光 君の影を追いかける やわらかに揺れる日々が 胸の奥染めてゆく 消えそうでも消えない鼓動 言いかけた想いをのせて 霞む空の向こう側へ 願いだけ運んでいく 切なさがやさしく滲み 恋という花が咲いた 一瞬でもそばにいたなら 永遠よりまぶしかった 時が流れ景色変わり それでもなお色あせずに 残る香り残る調べ きっとそれは恋だった 何度でも響け恋の音 君にだけ届くように 薄紅のこの気持ちを 風に乗せて届けたい 愛しさをこめた調べ
