友情を無情に売り渡し 酒に溺れて うなだれる 男がひとり おりまする 男がひとり おりまする 愛に生きると云いながら いつか孤独とすりかわった いつか孤独とすりかわった 女がひとり おりまする 女がひとり おりまする 大の男と思いつつ 小さな女に 泣かされる 男がひとり おりまする 男がひとり おりまする 笑った顔の奥底に キチンと傷をしまいこんだ キチンと傷をしまいこんだ 女がひとり おりまする 女がひとり おりまする 長い月日の重たさに そっと瞳を閉じ しゃがみこむ 男がひとり おりまする 男がひとり おりまする 優しすぎるは曲者と 知っていながら 落ち込んでいった 知っていながら 落ち込んでいった 女がひとり おりまする 女がひとり おりまする 男と女の狂騒曲は 所かまわず 突っ走る 神様 お許し下されな 神様 お許し下されな そ知らぬ顔のふたりが はぐくむ夢の侘しさよ はぐくむ夢の侘しさよ 神様 お許し下されな 神様 お許し下されな