嘘をついた一日 二日酔いの二日目 君が見っからないな三日目 こんな僕でごめんね 「離れよっか」の四日目 「またいつかね」って五日目 別々の方向向いた六日目 これもまた人生なのかね七日目 そろそろ忘れようか九日 十日が経っていったんだ 気持ちは二つ別れてた 愛の花は枯れてた 全米が涙した映画を見て 泣き出した君と 美味しくない味がした 氷が溶けたコーラを 全然関係ないこと考えながら 無表情で 音をたてないようにと 僕は飲み干した 日々に染まって街に染まって ひとつひとつ飲み込んで 用事のない夜更かしの中 ひとつひとつ飲み込んで あぁ痛いな あぁ嫌いな あのラブソングに胸が痛いな 最初は僕ら同じで たくさんあるのに何もない中で 好きな歌はあって 歯車の食い違いでもなく 運命のイタズラでもなく 神様が呆れてその目を閉じたの 君に染まった体持て余し ひとつひとつ飲み込んで もう誰のものでもない心を ひとつひとつ飲み込んでゆく 日々に染まって街に染まって ひとつひとつ飲み込んで 用事のない夜更かしの中 ひとつひとつ飲み込んで あぁ痛いな あぁ嫌いな あのラブソングに胸が痛いな 一億人の命の中で たった一人のたった一人に 運命の人の運命の人に 大切な人の大切な人に ありふれている日常に あふれている愛情と ありあまってる贅沢と もてあましてる退屈に たくさんあるのに何もなくて 占いばっかり真に受けて 誰より大事にするつもり 笑わせるつもりとか 積もり積もったこんな気持ちが 君に見つかるのを待っている