古い映画のノイズのように いつも離れない感情のネガ 終わらないループへと引き込まれ 歪まないはずの世界で 砂時計も赤い花も欠けた月も落ち続 けて 全ての感覚を忘れたとき 目蓋を閉じて立ち止まる それしかできないから 全て見えたら良いと嘘つくけど 砂の女のもとへ 気づかずに近づいてく 消えられない嘘の世界で 消えられないままに崩れて それでもここにいて 黒い海も人の波も愛の渦も満ち続け て 全ての存在を憎んだとき どんな痛みも分からない 死ねない場所にいて 死にたければどうすればいいだろう 目覚めたままの窓辺 朝焼けに照らされてる 消えられない嘘の世界で 消えられないままに崩れて 空の模様は変わらなくて 景色の中へ溶けていって それでもここにいて Uh 0と1しかない 歪まないはずの世界で 消えられない嘘の世界で 消えられないままに崩れて 時計の砂はまだ流れて どこにいるのか分からなくて それでもここにいて