僕の感情が 君を探して うつろになった手を伸ばす 君の感情に触れようとしたんだ 近いほど遠くに思えて 夜空に浮かんだあの流星群 心地のよい時間が愛しいだなんて 君がいないと意味などないよ 別れのような花火が咲いて 気づけばそっと月がのぞいて 隣にいた君を思い出して 夏が終わってく さよならなんて言えやしないよ 『秋が来る』って君が笑うの 僕のことも飽きてしまったような 恋は泡沫 愛は花びら 感傷哀花 当たり障りない日々でも 君がいてくれただけで心は 暖かくなっていたのに いなくなってしまえば凍りついて 一つ歪んでる影に涼しい風がなびく 夏が来るたび思い出す 優しくふと君がよぎる 氷が溶けて思い出が光って空が眩く 目に染み込んだ 星が泳いだ 君と出会えて 幸せでした 花びらさえこんな綺麗だなんて 思わなかったな 夏をほどいて チャイムがなって また日常がふと過ぎ去るの 帰り道は遠く秋になって 歩き出してく 今でもちょっと胸が痛いな それでも 僕は進めてるんだ また明日に君を思い出して 僕は泡沫 君は花びら 感傷愛花