朝が遠のいていった枕元 記憶の旅行は 一昨年の今頃で止まったまま 聞こえないふりをしていた 言葉に強いられたり いつもと同じでいようとしても あぁいつか眠るように 今日を忘れて 生まれ変われたらなんて そんなこと思ってる 片手に残る感覚も次第に消え つまらない話ばかり 浮かぶようになっても あぁ海辺の白い街を 横切る経路を 走らせた雲を 今も覚えてる あぁ 夜は昨日よりも 冷え込みを増して 過ぎていった生活に 寄り道しながら あぁ 夜は昨日よりも 冷え込みを増して ありえない空想を 頼りにしながら