君のいないクリスマスには 冷たい風が心を通り抜けて 芯まで震えさせてく 綺麗に映るイルミネーション 独りの僕には冷たい 色と光に負けてしまうかもしれない ぬくもりのある場所にはみな 心かよわす手段も無く 個々の幸せに集中するばかり 神様はどこだ?ここなのか? いないはずの神なのか? ああキャロルとは レクイエムというものか 独りで通るイルミネーション 空虚な風と一緒に歩く 靴音がイヤフォンを破ってくる 楽しげに見える第三者 その姿もまた幻想と呼ばれ 明日には消えてしまうのだろう くたびれてるスニーカーはもう 歩けない僕と共に風に吹かれて 居場所を探してしまう 光よりまばゆく見えて 足を止めたそこには 急に降りだした雪 そして待ってる君が・・・