僕のメランコリー 映し出した世界は まるで渦を巻いている 僕が見ているものより 実物の方がずっと 綺麗だとしたら 世界はただ鏡のように 風まかせな心模様映す 見える全てが 僕自身だとしたら 星降る夜を美しいと思えない日も 僕は僕を許したい 音を立てなびく帆のように 揺らぐ世界を許したい 引いて満ちる海のような 感情が景色を作る 世界は夜の川だ 糸杉に手を伸ばしたくなる時も 答えはきっと僕の中に いつかあの人がくれた優しさも きっと僕の中に 星降る夜を美しいと思えない日も 僕は僕を許したい 滔々と降る雨のように まわる世界を許したい 咲いて枯れる花のような 感情が景色を作る 世界は夜の川だ 星降る夜を美しいと思えない日も 僕は僕を許したい 星降る夜が美しいと思えた日には 泣きたい