「はいはーい。 難しいことはあとにしよう。 今は時間が無いからぱぱっと作戦を 説明するぜ」 驚けよ 俺の一声 轟かしてやるぜ 良いか? 今、 俺達は非常に難しい状況に置かれて いる。 なぜなら、 本来この時代には居てはいけない 連中がわんさか集まっている状態だ からだ 「歴史上の異物が集まる場所には奴 が現れる」 「検非違使か」 そうだ。今にも奴が襲ってくる。 だから手短に済ますんだ。 まず、 第一優先は結城秀康を正気に戻すこ と。 このままだと歴史が変わるからな。 必要な素材はあいつが揃えてくれた よう だからまかせてみようと思う。 「篭手切」 「は、はい!」 「頼んだ」 「わ、わかったよ!」 あとは信康…じゃなくて吾兵と、 双子の弟と、 あともう一人くらいで、 わーっといって、だーっとやって、 どーんで任務完了だ 「なんやねん、その作戦」 言ったろ? 俺の一声 手短に済ますって じゃないと… 「ほらな」