ローファーの底を鳴らして歩く 君の仕草が聴こえない日には、 ラバーソウルを鳴らして歩く。 すれ違ったら気づいてほしいな 声を枯らして叫ぶんだ、答えを 前髪を少し切って さぁ、飛び出そう 早歩きして失くした季節よ いつの日か思い出で会おう 雑踏の中に同化していく 空を見上げた 「ここはどこだろう」 レコードの溝をなぞっている。 どこかの君に届いたらいいな 夢を見ていた 不安定なこの部屋も 夜が明ければ思い出に変わる 二人で歩いた道も 声を枯らして叫ぶんだ、答えを 前髪を少し切って さぁ、飛び出そう 早歩きして失くした季節よ 読み終えたページはめくって さぁ 声を枯らして叫ぶんだ、答えを 波間へのラストダンス 海鳥たちのペットサウンズ さよなら、君と過ごした季節よ いつの日か 思い出で会おう