闇夜を進む 影さえも見えず 通り抜ける風 空白の心 いつか消えゆく運命 待ち焦がれて ああ ひとり ぽつり 歩く 音もなく 歪む道を 叫びたい衝動 魂に刻まれた生命の証し 消えてゆく 堕ちてゆく 欠けた感情は 月のない虚空へ 見えない 動けない 届かない 知らない 鼓膜の残響が消えない 耳を塞いだ 「忍びゆくは闇の中 風に鳴り 暁に舞う」 いつか辿りつく 答えを信じて ああ ひとり 今日も 歩く こぼれゆく砂道を 叫びたい衝動 魂に刻まれた生命の証し 萌えてゆく 満ちてゆく 欠けた感情は 月がない空でも きっと