天照る愛

歌詞

見えぬものの在りか それは草葉の陰 ちらりと舌を出す 木霊（こだま）達の声 樫の葉の草笛の音色が そよいだ風に乗って響く 会えない、会いたいと願う涙 想いは、千里を駆け抜けて ふたりの、想い出が きらり光り 宇宙（そら）へと、投げてみる 消えた声を追えど 山の清流（ながれ）は絶え あやかし、夕焼けに 染まりゆくなかで 抑えられぬ初めての想いを ぶつける術が 見つからず 会えない、会いたいと願う涙 想いは、千里を駆け抜けて ふたりの、想い出が きらり光り 宇宙（そら）へと、投げてみる 人（だれか）を愛せば、一体（ひと つ）になれず 「それでもいいから」と 君を 我儘 （わがまま）でもいいよ、愛してみ たくて 胸が、張り裂けそう、どうして？ 会えない、会いたいと願う涙 想いは、千里を駆け抜けて ふたりの、想い出が きらり光り 宇宙（そら）へと、高く 宇宙（そら）へと、高く 天照(あまて)る、愛になる