面影草

歌詞

紅く濡れた時雨　揺らめく鬼火 儚げに彷徨うって　消えゆくの？ 「わかりあえない 事象ばかりじゃないから」と呟いて 海の果て　臨んだのなら ひとつに、なれるかな？ 髪が馨り、広がる 君の優しさ包まれた微風 満たされて その手に誓う呪い ふたりを裂こうとも そっと詰んだ、千の面影草 託した証を　握り締め 浅い眠りの中　赦し会えたの？ 相容れぬ運命に　囚われて 出会い、別離れ、行き急ぎ 同じ土に還りたい ふたりなら　果たせるのかな？ 煌めく河のなかで 夢が撥ね、散りゆく どんな強く想っていたとしても 叶わずに 無数に沈下む、想い 誰もが、愛せずに この瞳の中ので、咲いた花だけを 守りたい君を　永遠に フタリ　鏡ニ　映シ合エバ　最後ノ 別レ 頬を、伝う　切なさは 胸に秘めた剣だから この手だけ、離さないでよ ひとつに、なれるかな？ 髪が馨り、広がる 君の優しさ包まれた微風 満たされて その手に誓う呪い ふたりを裂こうとも そっと詰んだ、千の面影草 託した証を　握り締め