桜が 晴れた日の道 落ちていく なびいている 別れの日 この町を出て 船に乗り 旅立つ時 この別れが 春というのを 毎年 嫌いになる あの花弁 本当はほら あんなにも 綺麗だった ただいまとは 軽く言えずに 離れたことを後悔してる おかえりと 笑顔で交わし 帰る場所は今もここにある 田舎のみち夜歩く頃に 静けさの漂う田んぼ道 懐かしい匂いにやられた日 展望台からの眺めが良い 一人で音楽に揺られたり 現実ともっと向かい合い 港へ向かい誰かを待ち 辛くない 下らないな 都会の中に 一人だけ 落ちて行く もう見飽きた このビルの夜景 あの景色を 見に帰ろう ただいまとは 軽く言えずに 離れたことを後悔してる おかえりと 笑顔で交わし 帰る場所は今もここにある 一筋の光の先に 見えている いつもの店 あの場所に 寄って再会 帰る場所は ここにある。