いつの間にか 柔らかな風たちが 初夏の香りを連れて来る 窓から射し込む 日差しが傾きだす そんな昼下がりに 身を任せ佇んでいる 透き通るような 鮮やかな青に恋をすれば 通り過ぎて行く 雲の行方を ただ見つめ カタチを変えて やがて消えていく この儚さ なぜか切なく なぜか不安になる 湿った朝に 降り出した五月雨は 憂鬱の日々を連れて来る 移り変わる 季節の境界線 やがて上がる雨を いつまでも待ちわびている また新しい 明日はすぐそこに 巡りくる 通り過ぎていく ときの流れは 止まらない 雲の隙間に 五月晴れの陽が こぼれてる ふと気づいたら 心を弾ませている また新しい 明日はすぐそこに 巡りくる 通り過ぎていく ときの流れは 止まらない 雲の隙間に 五月晴れの陽が こぼれてる ふと気づいたら 心を弾ませている