神様 僕は罪深き子でしょうか 罰を受け入れ生き続けた 嵐の夜を覆ったのは 蜃気楼 暗闇の中 浮かび消える 同じもの 同じだけ “違い”の優劣が 愛を憎しみに変えて 禁断の選択は愚かしくこの身 滅ぼしゆく 償いを求めれば 浅ましく晒され 救われるのか? (Ah) 許されぬのならこの罪と 絶望へ向かう箱舟で 流してはくれないか (Ah) 二つの身体と心は引き裂かれた 望んだのは こんな結末なのですか? 流離いの地を踏む脚を染めていく 東の空に灼ける炎 灰は灰に 土は土に 還るべきところへ 還れずいるのだろうか 終焉を声高く告げる 鳥たちは撃ち落とされ 見開いた瞳の奥で 責め立てて突き刺す 朽ちる同士と (Ah) 許されるのならその罰で 息の根を止めたその後に もう一度笑いかけて (Ah) 同じ喜びと同じだけの痛みを ねえ神様 ここは楽園なのですか?