溺れていく 消えていく 壊れていく 吐く警句 彷徨う破滅願望 反芻する希死念慮 霞む紅い月が 唯 唯 依然と能面面 鏡像 共存不可能 あいも変わらず 首を絞め くすんだ日々だ 背広上下 偽り纏う道化 お得意のポーカーフェイス 崩れない 崩せないけれど 誰も気づかない 見ようともしないさ 二面性 地平線 待って 相俟って 舞って 愛と I で 弄り合って 溺れていく 消えていく 壊れていく 吐く警句 身に纏う嘘と 貪食の破滅願望 舌鼓打つほど 堕ちていく 拡散する 同一性 渇望した 今 霞む紅い月が 唯 唯 嗤っていた 誘う perfume 蠱惑的 滲む眼差し 生ぬるい罪と罰 100の善行で償う? 合図さえ曖昧 「相槌は要らない」って 思惑を飲み込み 塞がれた唇 逃れられない 夢から醒めない 帰巣性 君のせい きっと もっと 闘諍 だって 交情して 煙に巻いたら 気温上昇 底無し沼 蟻地獄 一丁目一番地 骨の髄迄 吸い尽くして もっと 放たれて 乱れ飛ぶ この朱殷 昇華する願望と 惨憺極まる有様に 思わず笑みが こぼれる刹那に 断末魔と共に 霞む紅い月も 嫣然と笑う これが本懐