度数に少しクラついたまま 残り数分、安楽に縋る ドーピングが冷める速度で 脳に溜まるありとあらゆる想全てが ダウナーと化して行く 不明瞭な絶望、滅入ってる 今神が俺に寄越すのは 鈍色に揺れる天井だけ 乱雑に記された帳面と 相対する理想、現実の 鎮痛さを撫でて誤魔化す アルコール、色と悪と情を急く。 吐き出したいから。 最終決着は付いていない。 本音はもう解ってた 戦場に身を投げ出す石ころ、 例え勝算がなくとも 出来損ないの軽演劇で 終われるはずも無いのさ 此処から捲土重来。 俺はまだ生きて行く。 鈍重な手足の重さに陰鬱、 苛立ちを覚え 心拍数上昇と共に40°回り始める ニコラシカ 銃 薬 劇 最終決着は付いていない。 幾度の敗北も末 戦場に身を投げ出す石ころ、 例え勝算が無くとも 譲れんもんは唯一つなんだ。 終われるはずも無いのさ 此処から捲土重来。 俺はまだ生きて行く。 この白線の向こう、 決着を付ける為に。