例えば運命のせいにしても 妄想に救いを求めていても 何も解決なんかしないんだ 眠れなくなる夜 神から羽を授かった君は どこへだって自由に羽ばたける 誰からも愛されているね 憎いほど美しい 君の目が 君のその声が 僕にはちょっとだけ眩しすぎて 憂鬱へ誘う 微かな光 吸い寄せられて 群がる 僕は蝶か蛾? そう 君の特徴は 調和よりも知らん顔 あーそれがホントもう無理なんだよ 無理 無理 無理(MURI...) そんな君に憧れて でもそんな君が大嫌い 君にはなれないのに ただ無い物ねだり 心が淀んでしまった どうせ僕の気持ちなんて 分らないよね ただ何も考えずに 生きるってことが どうしてこんなに難しいんだろう? もう少し もう少しだけで 僕が誰なのか 掴めそうで 物憂い日常 掻き消すように あがいてる 僕は蝶になりたい 光の作る影の中に 息を密めながら 待っている 例えば僕が君だとしたら 世界はどんなふうに見えるだろう 誰からも愛されているか? 眠れないままの夜