デーモン・アルバーン ─ ヴォーカル
グレアム・コクソン ─ ギター
アレックス・ジェームス ─ ベース
デイヴ・ロウントゥリー ─ ドラム
1989年、Food/EMIレコードとサイン契約を交わし、1991年アルバム『レジャー』でデビューを飾る。そのアート・パンクで奇抜な、ポップで洒落たバンドの存在で、一気にその存在が世界に知れ渡る事となったのだが、その後の93年発売のセカンド『モダン・ライフ・イズ・ラビッシュ』でブリット・ロックのクールさを世界中に認識させ、94年のサード・アルバム『パークライフ』で、世界を巻き込むブリット・ポップ/UKロックの旗手としてシーンを牽引する存在へと成長していく。この作品で全英チャート1位を記録した彼らは、ブリット・ポップの音域に磨きをかけた95年の『ザ・グレート・エスケープ』、ノイジーなインディ・ギター・ロックをかき鳴らす97年の『ブラー』、そしてウィリアム・オービットが参加し、オーガニックなポップと最新技術を組み合わせたラディカルで実験的な99年発表の『13』、そしてグレアムがバンドを脱退し、3ピース・バンドとして発表した2003年発表の『シンク・タンク』まで、実に5作連続で英国1位を記録するという快挙を成し遂げている。
2009年の再結成以降も世界各国のフェスティバルへのヘッドライン出演や、デビュー21周年を記念するボックス・セット『ブラー21』の発売、またキャリアの全てを網羅したドキュメンタリー映画『ノー・ディスタンス・レフト・トゥ・ラン』の公開、2012年には大規模はハイド・パークでのソールド・アウト公演を行ったり、ロンドン・オリンピックの閉会式に参加するなど、その凄まじい存在感をシーンに見せつけている。2014年1月には、2003年以降実に約10年振りとなる来日公演が行われ、即日ソールド・アウトとなったそのパフォーマンスは日本中を熱狂させたことも記憶に新しいだろう。
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