1987年、19歳という若さで音楽シーンに爆発的な勢いで登場し、チャート上位の常連として数々のアワードを受賞するだけでなく、ファッション・アイコン、デザイナー、起業家、女優、慈善家としての顔を持つカイリー・ミノーグ。
1987年にリリースしたカヴァー曲「ロコモーション」がオーストラリアのシングル・チャートで7週連続1位を記録。
1988年発売のデビュー・アルバム『ラッキー・ラヴ』が1位を記録。
2001年、海外での成功を手にしたカイリーは、アルバム『フィーヴァー』からのシングルを引き連れ、アメリカに渡る。シングル「熱く胸を焦がして(Can't Get You Out of My Head)」は全米シングル・チャートで7位にランクインし、シングル・アルバムともにアメリカでプラチナム・ディスクとして認定。『フィーヴァー』からの4thシングル「カム・イントゥ・マイ・ワールド」は2009年のグラミー賞において「ベスト・ダンス・レコーディング賞」を受賞、その他4部門においてもノミネートされる快挙を成し遂げる。
グラミー賞のみならず、ブリット・アワードなど、数え切れないほどの賞をアメリカに限らず世界中で受賞。
2011年には、オーストラリア・レコード産業協会(ARIA)の殿堂入りを果たす。
2012年に行われた、オーストラリアで最も優秀なパフォーマーに送られる「ヘルプマン・アワード」では、2011年に実施した「アフロディーテ・レ・フォリ・ツアーの実績から「ベスト・オーストラリアン・コンテンポラリー・コンサート」賞を受賞し、2000年のシドニー五輪閉会式でも、何万人ものファンを魅了するパフォーマンスを披露した。
2013年、ジェイ・Z率いる「ロック・ネイション」とマネージメント契約を交わし、2014年には4年振り12枚目となるオリジナル・アルバム『キス・ミー・ワンス』をリリース。世界10ヶ国においてiTunesトップ10入りを記録した1stシングル「イントゥ・ザ・ブルー」、ファレル・ウィリアムスがプロデュースした2ndシングル「アイ・ワズ・ゴナ・キャンセル」などがスマッシュ・ヒット。
2014年9月24日からは、自身13回目となるワールドツアー「キス・ミー・ワンス・ツアー」を、イギリスはリバプールにあるエコー・アリーナを皮切りにスタート。2015年3月からはオーストラリアをツアーするなど、精力的な活動を続けている。
…もっと見る