ジョン・レジェンド / バイオグラフィー
John's Legends ~ ジョン・スティーヴンスが「伝説(レジェンド)」な理由
カニエ・ウェストのプロダクション・チームの一員からいつの間にか名づけられたニック・ネームの「レジェンド=伝説 / 伝説的人物」。ただのアーティストであれば名前負け確実なところだが、ジョン・スティーヴンスにはジョン・「レジェンド」を名乗るにふさわしい「伝説」を作り続けていた…。
★「勝ち組モテ男」伝説
地元のオハイオ州スプリングスフィールドでは天才児+人気者として広く知られていたジョン・レジェンド。通っていたスプリングスフィールド・ノース高校をわずか16歳で次席として卒業し、日本で言う「ミスター○○高校」にあたる「プロム・キング」に選ばれる勝ち組+モテ男だった。高校卒業後、ハーバード大にも合格していたものの、良い奨学金制度があり、積極的に入学を勧誘してきたペンシルヴェニア大学へ入学を決めた。さらに大学卒業後も一流コンサルティング会社へ就職し、デビュー後もGAPのキャンペーン・キャラクター、米エスクワイア誌の「最もオシャレな男性」に選ばれるなど、一貫して「勝ち組モテ男」人生を送っている。
★「ローリン・ヒルも目をつけた、天才ミュージシャン」伝説
幼少時からゴスペルやピアノで音楽的素養を身につけてきたジョン・レジェンド。大学時代に全米トップの学生アカペラ・グループ “Counterparts” のメンバー兼ミュージカル・ディレクターを務めながら、在学中の98年にはローリン・ヒルの傑作アルバム『ミスエデュケーション』にセッション・ピアニストとして参加するなど、まだ10代のジョン・レジェンドではあるが、その才能は既に頭角を現していた。さらにカニエ・ウェストを通じて全米に名が知られる前の2002年に既に作曲家としての素質が認められ、BMI(著作権団体)の選ぶただ一人の “Songwriter’s Hall Of Fame” 奨学生に抜擢されている。
★「カニエ・ウェストと運命の出会い」伝説
大学時代のルームメートからいとこの新進気鋭ミュージシャンを紹介される。それがカニエ・ウェストだった。カニエのプロダクション・スキルにジョンの音楽的才能が加わって、二人の快進撃が開始 ~ 2003年のアリシア・キーズ「ユー・ドント・ノウ・マイ・ネーム」、ジェイ・Z『ザ・ブラック・アルバム』、2004年のジャネット・ジャクソン「アイ・ウォント・ユー」ら大ヒット曲を連発。トップ・アーティストから続々と曲を依頼されるヒット・メイカーになった。その後カニエもデビュー・アルバム『ザ・カレッジ・ドロップアウト』を大ヒット(ジョンももちろん参加)させ、レーベル「G.O.O.D. (Getting Out Our Dreams)」を設立し、第1弾アーティストとしてジョン・レジェンドを契約。カニエとの出会いを通じ、ジョン・レジェンドの才能は全世界規模で認められ、ソロ・アーティストとしてのデビューへと一気に発展していった。
★「グラミー賞常連」伝説
2004年12月にデビュー・アルバム『ゲット・リフテッド』を発売(日本では2005年1月のリリース)。最高位4位、全世界で売り上げ400万枚を記録し、06年の第48回グラミー賞ではマライア・キャリー、カニエ・ウェストと肩を並べる同年最多8部門でノミネートされ、最優秀新人賞を含む3部門を受賞! 2006年10月にセカンド・アルバム『ワンス・アゲイン』を発表すると、全米初登場3位、セールスも300万枚に達する。2007年のグラミー賞でも3部門ノミネートで2部門受賞し、デビューわずか2作でグラミー賞計11部門ノミネート、5部門受賞と、「グラミー賞常連」として認められている。
<グラミー賞>
2006年 − 3部門受賞
★最優秀新人賞、★最優秀R&Bアルバム、★最優秀R&B男性ヴォーカル・パフォーマンス
2007年 − 2部門受賞
★最優秀R&B男性ヴォーカル・パフォーマンス、★最優秀R&Bパフォーマンス(デュオまたはグループ)
<その他主なノミネート及び受賞>
* 米アメリカン・ミュージック・アウォード
* 米BETアウォード(2005年 / 最優秀新人賞受賞)
* 英MOBOアウォード(2005年 / 最優秀R&Bアーティスト受賞)
* 米MTVヴィデオ・ミュージック・アウォード
* 米ソウル・トレイン・アウォード(2007年 / 最優秀男性R&B/ソウル・シングル、2006年 /最優秀男性R&B/ソウル・シングル、最優秀男性R&B/ソウル・アルバム受賞)
* 米VIBEアウォード
★「オバマ氏を民主党候補に」伝説 ~ 「Yes We Can!」
音楽だけでなく政治、チャリティーなど、社会派な活動にも熱心なジョン・レジェンド。アフリカの貧困を根絶するための “The Show Me Campaign” というチャリティー・プログラムを運営しながら、政治面では08年の大統領候補として早くからオバマ氏支持を表明。ウィル・アイ・アムと共に、オバマ氏のキャッチフレーズを用いた自主キャンペーン・ソング “Yes We Can” を制作。08年2月にインターネットで公開されて以来、2000万ビューを記録する大ヒットとなり、オバマ氏の民主党候補決定への大きな力となった上に、権威あるエミー賞も受賞するおまけも。更に、オバマ氏が正式に民主党の大統領候補の指名を受けた党大会の初日に、アルバム収録の新曲「イフ・ユーアー・アウト・ゼアー」を、そして最終日にはウィル・アイ・アムと “Yes We Can” をパフォーマンスし、オバマ氏支持セレブリティの代表格として活躍している。
★John’s Legend Continues ~ 進化を続ける「伝説(レジェンド)」、第3章
そしていよいよ始まる、ジョンの新たな「伝説」に乞うご期待!
* 第3章のタイトル:『エヴォルヴァー』(「進化するもの」という意味)
* 第3章の登場人物:常連のカニエ・ウェスト、ウィル・アイ・アムに加え、ファレル・ウィリアムス、トレヴァー・ホーンらの新顔が登場!
* 第3章の幕開け:ファースト・シングルはアウトキャストのアンドレ3000をフィーチャリングした、予想外のアップテンポ/クラブ向けトラック「グリーン・ライト」!
* 第3章の内容:エレクトロなテイストを大胆に取り入れた、過去2作を軽く上回る最高傑作!
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