漁業の盛んな町で漁師の父と海女の母の間に産まれる。
荒波にもまれ潮風に鍛えられながら幼少時代を過ごす。
少年時代には、両親の手伝いをしながら、自慢ののどを慣らし歌手への夢を描く。
10代で心身を海で鍛えることを決意し、遠洋漁船の船員としてパナマやインド洋までマグロやカツオを追った。
5年に及ぶ漁師生活では、「別れの一本杉」「なみだ船」など船村徹氏の作品を愛唱していた。
その後、陸に戻り板前の修業をするが、歌手への思いは強くなり、歌手になるべく上京した弟・山川豊氏に触発され、27歳の時に上京。
憧れの船村徹氏の門を叩く。
内弟子として3年間修行を積んだ後、出身地にちなんだ芸名が決まり、「兄弟船」でデビューを果たす。
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