『1996』以降の遅すぎる邂逅。1996ほど音楽は暗くないです。昔はよく聴いていました。感動はしていましたが、兎に角、あまりにも、科学的なモチーフのせいで、音楽にエネルギーや
カルマ(業)がないのが理由のようです。ぼくの左右逆の脳でハードリスニングの所為かも知れません。教授は本当はリアリストですが、音楽の表現としては本当にメロディアスで、このアルバムは何処までもー実存主義的ーですね。現実のグラマー(幻惑)に対して幻滅を知っている音楽家は皆、悲嘆を知っている人です...。対照的にYMO時代は明るいですね。坂本龍一さん、お疲れ様でした。ありがとう!時が来たら、また輪廻しましょう。ぼくは人生や病に対する悲嘆や痛みや絶望や徒労を忘れません。人類の問題がなくなるその日に、人類の革命記念日に、負(マイナス)のカルマをなくしたいー。悲観よりも楽観したい。『瞑想』と『音楽』は大切なものが何かを教えてくれる鏡の様なものです。平和や、愛や、友情や、夢や、希望や、大切な人との大切な思い出など人生において何が大切であるかを教えてくれる。音楽や瞑想は言葉よりも、遥かに雄弁な智恵であり、人生の書物であるー。大事なものを守る生き方こそが大切であるー。
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