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世界を席巻した“探偵チーム“が東京を舞台に大暴れ! 中国で公開初日に約10億1000万元(約164億円)の興行収入を記録し、 (例えれば、173.5億円稼いだ邦画実写No.1 ヒット作『踊る大捜査線 THE MOVIE 2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』を初日のみで追い詰めた感じ…) 『アベンジャーズ エンドゲーム』を超え全世界オープニング週末興行収入歴代1位となった『唐人街探偵 東京MISSION』の特集です。 中国で俳優としても活躍するチェン・スーチェン監督による本作は、 『唐人街探偵』シリーズ3作目。 2020年1月(春節)に公開予定だったのが、1年以上遅れて、2021年2月12日、中国旧正月に公開。 4日間で日本円にして約490億円を稼ぎ出し、 (煉獄さん🔥をあっさり超えました!) 2019年に『アベンジャーズ/エンドゲーム』が、打ち立てた全世界オープニング興行収入1位の記録を塗り替える歴史的ヒットを記録しました。 中国のドメスティック市場、恐るべし…… 前作も大ヒットしており、本作の製作には多額の予算が投じられました。 妻夫木は 「見たこともない機材が多かった」 と驚きの連続だった撮影現場の様子を語ってます。 「パソコンでプログラミングして、そのとおりにカメラが動く機材を使っていた。 (カメラワークも)人間が動かさないんだって。 1日借りるのに1000万円かかるドローンもあった。 さんざん撮ったわりに本編で使われてない(笑)。 すごいお金のかけかただった」。 撮影時(2019年7月〜10月)も話題になったのは、 渋谷のスクランブル交差点のオープンセットを作ってしまったこと。 「貸し切りたいけど無理。 でもどうしても渋谷のシーンは入れたいからって、1億円以上かけて作って、1日、2日撮影して、後はどうぞって残していった。 日本とは規模感が違う!  映画のためならいくらでも使うぞ、っていう気概みたいなものがすごくありました」(妻夫木)。 三浦友和も 「詳しくは知らないですけど、日本の大作の10倍くらいの製作費がある。 映画を見てもらえればわかる。(日本で撮影しているのに)日本じゃ撮れないと思う。 情けないような思いもあるけれど。 笑いのツボが日本と違うのかな? ってところもあるが、素直に楽しめる」 と、語った。 ほかにも新宿・歌舞伎町、秋葉原の電気街、東京タワー、そして横浜中華街などでも撮影を敢行。 秋葉原では、妻夫木演じる野田が人気キャラクター「聖闘士星矢」に扮するコスプレシーンを撮影。 そのコスチュームは、スタイリストの伊賀大介氏が手掛けた本格的なもので、 「完璧なコスプレをさせてもらった」と妻夫木聡は言います。 コスプレと言えば、元刑事のタイの探偵ジャック・ジャー役の、 《アクション・スター》トニー・ジャーは、《ちびまる子ちゃん》のコスプレをしています。 かなりの《お宝》映像です。 鈴木保奈美は 「中国側のスタッフが若くて才能があって、仕事ができる人ばかりで驚きました。 通訳してくださる方もたくさんいて、丁寧に応じてくださって、日本のことが大好きで尊重してくださった。 気持ちよく撮影を進められました」 と語り、スタッフの労をねぎらいます。 妻夫木聡演じる日本の探偵・野田昊(のだひろし)が事件解決のため、 タン・レンとチン・フォンを呼び寄せ空港で迎え入れるシーンで、 昊(ひろし)が「Welcome to TOKYO!」と大声で叫ぶと、 三代目 J SOUL BROTHERS from EXILE TRIBEの「Welcome to TOKYO」がかかり、 一般客や職員などに扮していた刺客たちが 突如探偵たちに襲い掛かかり、野田が雇ったボディガードたちと大乱闘を繰り広げます。 総勢400人を超えるエキストラやスタントマンが参加した、なかなかのモブシーン。 南征北战NZBZ が歌うエンディング・テーマ曲『酷你吉娃 コンニチハ東京』も良い曲。 未配信なので、YouTube で御覧下さい。 この映画を観ると、改革開放後の70年代後半以降の中国映画産業に影響を与えた日本映画の息吹を感じます。 大人気だった《山口百恵》映画の相手役だった三浦友和。 そして『人間の証明』。 ジョー山中が歌ったテーマ曲は、『草帽歌』として愛されています。 1995年頃に中国でも放送され、人気になった『東京ラブストーリー』の鈴木保奈美。 その人気は、2021年、『東京ラブストーリー(中国題:東京愛情故事)』が、 中国語での略称『東愛』というタイトルでリメイクされるそうです。 映画は、中国の娯楽映画らしく、《ツボ》がちょっと違うドメスティックなコメディですが、楽しい映画です。 《TOKYO》という異国の地で、日本人、中国人、タイ人が力を合わせて、謎に挑む…… そんな《呉越同舟》感が、けっこう心地よいです。 マイケル・ジャクソンの『ヒール・ザ・ワールド』は、そんなラスト近くに流れます。 中国映画の性質上、政治的な意図を感じる人もいるとは思いますが、 私は映画に関しては、フラットに観るので楽しかったです。 《まろやかな》気持ちで、お楽しみ下さい。 《映画の豆ね》 ・推理アプリ「CRIMASTER」による、世界探偵ランキング 1位…Q 国籍性別年齢いっさいが不明。2の事件の背後で暗躍しているらしい?3でついに登場する。 2位…秦風&唐仁 (リウ・ハオラン)&(ワン・バオチャン) 第2作目の事件解決後、コンビ扱いになった。 3位…野田昊 (妻夫木聡) 日中ハーフ。 秦風のライバルを自認する金持ちの暇人。 歳の離れた弟がいる。 2のラストで秦風らを東京に呼ぶ。 4位…リン・モウ林默 (ロイ・チウ) タン・レンの弟子で、別名「林黒犬」 5位…KIKO (シャン・ユーシエン) 第2作目で大活躍した香港の天才少女ハッカー。 アニメキャラのようなルックスとファッション。 緑の髪が3では紫に。 野田とは以前からの知り合いらしい。 《ストーリー》 国際的な事件を解決してきたチャイナタウンの探偵コンビ、タン・レン(ワン・バオチャン)とチン・フォン(リウ・ハオラン)は、 日本の探偵・野田昊(のだひろし) (妻夫木聡)から、難事件への協力を依頼され、東京に。 今回のミッションは、東南アジアのマフィアの会長の密室殺人事件で、 犯人として起訴されたヤクザの組長・渡辺勝(三浦友和)の冤罪証明。 タイの探偵で元刑事のジャック・ジャー(トニー・ジャー)も参加し解決を試みるが、 殺された会長の秘書である小林杏奈(長澤まさみ)が何者かに誘拐される事件が発生。 そこに事件解決率100%を誇るエリート刑事・田中直己(浅野忠信)、 謎の指名手配犯・村田昭(染谷将太)も絡み、事件は複雑化。 さらに、世界の探偵が愛用するアプリ 「CRIMASTER(クライマスター)」 の事件解決率世界ランキングに載る探偵たちが、 このニュースを聞いて東京に集結。 探偵世界ランキング・第1位で正体不明の「Q」の登場により、さらなる混乱が巻き起こる…… 出演:ワン・バオチャン / リウ・ハオラン / 妻夫木聡 /トニー・ジャー / 長澤まさみ / 染谷将太 / 鈴木保奈美 / 奥田瑛二 / 浅野忠信 / シャン・ユーシエン /三浦友和  監督・脚本:チェン・スーチェン
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