ある音楽業界の方が続いて話してました。
アーティストは私生活が悲恋な人程、人に支持される曲を歌う…というのと同じ様に、同性愛者の作家ほど恋する心情に忠実で、読み手を一気に印象付ける歌詞を書ける人はいない…とも。
なぜなら、同性愛者がする恋は"人知れずの恋"が多く、悩み悩み抜いた上で相手に全てを打ち明ける経験がないと成立しない。かつ、まだまだ市民権が得られにくい恋愛対象になるからだそうです。このことは確かにそうなのかなぁと感じます。
でも、その体験から得られたツライ想いを言葉にしたためることで多くの方から尊重され、それがリアルだからこそ、聞き手が歌詞の中の主人公に感情移入してしまう。そして心底から体感したという偽装恋愛まで起こしてしまうのでしょうか…。
さて、このプレイリストに並ぶ音楽を聴くと、驚く程しんみりします。
それは、きっと未だ幸せになれない主人公の姿が聴いた瞬間に映像が脳裏に浮かぶからだと思います。それでも、また聴きたくなる衝動は、相変わらず『不幸せ』という言葉と環境は誰の生活にもいつも背中合わせなのだからでしょうか?
[今回の"ままならない恋する"女性たち]
❶JUJU
❷中島美嘉
❸古内東子
❹BENI
❺倖田來未
❻Tiara
❼西野カナ(2)
❽安田レイ
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