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「闘うものたち」をテーマに様々なバトルを集めました。 「卍」、「神鳴忍法帖」、「氷牙忍法帖」の無敵女忍者シリーズはどれもが熾烈な戦いですが、最新作でついに抜け忍となった彼女は“飯綱落とし”を使う追手と対峙します。果たして彼女の運命は…黒猫さんのファルセットが胸を締め付けるように響く衝撃のラスト、次回作での続編が気になります!個人的に瞬火さんパートのイケメン無敵忍者っぷりがとても大好きです! 山田風太郎氏の名作で、陰陽座の代表曲ともいえる「甲賀忍法帖」。もはや説明不要の甲賀VS伊賀の戦いですが、ここでは甲賀弦之介目線である「愛する者よ、死に候え」を選びました。甲賀を率いる者として、甲賀を愛する者として、最愛の人と殺し合わなくてはならない運命と戦う弦之介の悲痛な叫びが、瞬火さんの歌声からひしひしと伝わってきます。ギターソロはそれぞれ忍法勝負となっているとのこと、誰がどの忍法を使っているのでしょう!? 自分を操っていた存在に反旗を翻す、愛する人を殺す、という上記二曲それぞれと共通するものがある「孔雀忍法帖」。「恋い狂おしいほど愛しき男」を知らぬうちに自分の手で殺してしまうなんて、想像するだけでも耐えられない地獄です。壊れそうな自分との戦いを制し、こんなに惨い仕打ちを謀った下司を誅する戦いをもって彼女の魂が報われますように…。 「舞頸」は口論から殺し合いに発展した3人の武士が死してなお、頸だけになっても争い続けたという伝承の妖怪。なんて執念深い諍い!ゴリゴリのメタル全開なカッコイイこの曲、男同士のプライドをかけた熱い戦いのような、一方で引くに引けなくなった滑稽なプライドのぶつかり合いなような…つまり他人から見たらくだらない小競り合いでも、本人達は全身(頸?)全霊で戦っている真剣勝負なのですね。時として良く思われないこともあるヘヴィメタルに通じるものがありそうです。きっと今もどこかで三つ巴になって本気で争い続けていることでしょう。 「累」をこのテーマのなかに選んだのは、瞬火さんのブログでの楽曲解説にて、「累と助の仇討ちをしたい」とおっしゃっていたのを拝見したからです。この曲自体が戦いであり、理不尽に成仏させられた彼女たちの無念を見事に晴らすことができた曲なのだと思います。初めて生で聴いたとき、「否や 捨て置けぬは~」のところで涙がでました。この曲をもって累と助に救いがあったと信じたいです。 ここからは組曲三連続です! 陰陽座の雷舞の定番曲でもある「組曲「義経」~惡忌判官」、皆で閧の声をあげ、義経が無双する戦いはまさに爽快!この強さは兄のために、この罪咎も理想郷のために…!しかしそれがあだとなって待ち受ける無情な運命に抗わなければならなくなるとは…まだ彼は知る由もありません。 続くは「組曲「黒塚」~鬼哭啾々」。凄惨な過去に囚われ、更に業を重ねて苦しみ呻き哭いている安達ケ原の鬼婆。正体を見られた者に襲いかかってまた罪を深めてしまうところでしたが、その相手であった高僧に清められ、ようやっと解き放たれることができました。「累」とは違い、救いのある成仏です。導く僧を歌う瞬火さんの声が優しく憐れみに溢れていて浄化の光に包み込まれるようです。 そして最後を締めくくる「組曲「九尾」~殺生石」!!三大妖怪である九尾の狐 玉藻前がついに正体を現し、討伐軍との激しい戦いを繰り広げます!悪あがきで娘の姿となり命乞いをする九尾こと黒猫さんの艶やかな声にうっかりほだされそうになりますが…正体は狐の妖怪、討伐され殺生石と成り果てました。雷舞での黒猫さんの断末魔は九尾の狐そのものが取り憑いたかと思うほどの大迫力です!!ラストを飾るに相応しい壮絶な激闘といえるでしょう! 以上、長々と闘いを繰り広げたものたちの曲紹介みたいになってしまいましたが💦 彼らの熱く激しい闘いとその果てにある救いや末路を想像しながら聴くと、さらに陰陽座の曲が大好きになり、魂を滾らせることができるのではないでしょうか✨
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