The Beatles配信開始を記念して、多くのアーティスト・著名人がThe Beatlesの思い入れのある8曲とインタビューを公開していく「My Beatles」PROJECT。
今回は、大沢伸一さんに「My Beatles」を選んでいただきました。
■今回のプレイリストの中で、特に思い入れのある曲は何ですか?
「Tomorrow Never Knows」はとても60年代とは思えないレコーディングテクニックを使った前衛的な曲で初めて聴いた時The Beatlesだとは思えなかった。奇しくも一番よく聴く曲でもある。最近ではお気に入りのドラマ「MADMEN」の結構好きな回のエンディングに使われていて興奮した。
曲として一番親和性を感じるのは「Don’t Let Me Down」。「Get Back」のB面だけど断然A面より好きだ。日本人になじみのあるヨナ抜き音階メインで構成された歌メロは初めて聴いても懐かしい感じがするはず。
■プレイリストを作成した中で、こだわった点はありますか?
出来るだけ他の人とかぶらないようにメジャーな曲を外したかったのだけど、僕がピンとくるThe Beatlesの音源はブートレグが多いらしく当然AWAでは扱えない(笑)。でも多少なりともメインストリームのThe Beatlesセレクトからは外れているのかな?
■The Beatlesに対する思いや思い出はありますか?
僕は正直The Beatlesにしっかり影響された口ではない。僕が思春期の頃すでに古典の部類に入っていたからに他ならないのだけど、後追いで聴くと、なんと時代と絶妙にずれた良い意味で変なことをやっていたバンドだったのかがよくわかる。ここまで大きな存在になってしまうと僕みたいに天邪鬼でなかなか入っていけない人も多いかもしれないけど、AWAでThe Beatlesデビューも悪くないと思う。
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